書評 考えない練習

考えない、といっても頭を使わないということではなく、自分もそうだけど常に雑念が頭をよぎる可能性があるから気をつけよう、みたいなことだと思います。

読んでいて堪えたのは、相談に乗るときについ自分の意見を押し付けていないかとの問い掛けでした。
確かに良いことしてる気分になるし受け入れないと相手のせいにしてしまいがちなんです。
しかし、相談している相手が本当に必要としているのは、例えば心の中を整理することかもしれない。そういったことは、押し付けてできることでなく、引き出してあげることのようです。

考えない練習といいつつ、つい考えてしまうのでした。