心理学にも80対20の法則がある?

成功をしたいという人はたくさんいるでしょう。

そうは思ってない人でも、不幸にはなりたくないとは思います。
誰でも、「今より良くなりたい」はずです。
でも、それを実現できる人というのは、実はかなり少ないのではないかと心配しています。


たぶん、8割の人は劇的には変わらないでしょう。

新しいダイエット法を試したり、
資格の取得で勉強をしてみたり。
その努力によって得るものは大きいのですが
それで「満足」は得られるでしょうか。


満足する人としない人の違いはなんでしょうか。

心理学は、より良く生きるヒントを得るために心のパターンを読み解く学問です。
あなたのほしいものはなんでしょうか?
ほしいものがはっきりと分かっている人は、素直に行動へと移します。
しかし分かっていないと心が迷子になって昔からの惰性で動いてしまいます。


これが古い日本なら神仏に祈ったりして心のよりどころとするのでしょうけど、
現代では占いをしたり、心理学などで心のケアをしています。



でも心理学にも制限がある。

心理というものには再現性はないため、科学的というより統計的にそうだとしか示せません。
また、あくまで本人の自主性になるので、目覚めないことには変わりません。


エクリチュールという考えなど

構造主義という考え方があります。
すでにある仕組みを読み解くことで真理に近づこうという考えです。
それに対し、脱構造とは、仕組みを読み解く外の視点があるなら仕組みそのものから脱することができるという視点です。


今生きている延長線上に人生が続いていると考えていると、自分が変化する主体的な動機を失います。
時間軸から自分を切り離して、俯瞰的に自分の「癖」を見直すと、
これからどう生きればいいのかと新しい「発見」を見つけることができるでしょう。



80対20が示すもの

世の中は常に変化にさらされています。
80%の普通の人であることを望むか、
20%の変化を望む人になるか。
運勢はどちらに味方をするでしょうか。