日本語学習者の苦労

日本語をググれないってのは不便なんだろうな〜とは思う。
テキストだけはたくさんあるから、読めば学習できるっていうのは理解できる。
ググるコツ、みたいなのはやっぱり日本語を活用できるから出てくる発想で、言外になにかしら想像できるものがあるんだろう。

1、文法を考えてしゃべる日本人はいない。
2、敬語と幼児語の中間を意識する日本人は少ない。

なんとなく数字をつけてみたらアイデアが出るかと思ったがそうでもなかった。

日本語の特徴の一つは、文法がけっこう自由ということ。
順番をデタラメに近い順で並べても意外と話が通る、という事実ではかれるかな。
フリーダムな語順で話す人がいないとも限らないので、では誰を参考にと聞かれるとうまく言えないなんてこともあったりなかったり。

N1〜N5まで、外国人にはテストで評価できるみたいですが、日本人はその区別をつけて話すなんてことはできないんじゃなかろうか。

シンプルに話そうとして、難しい語彙とか言い回しをしてしまうこともあるだろう。

というか、いちばん難しいのは、少し勉強のできたときではないかな。

外国人にとって、日本人は日本語を学ぶ先生になります。
先生に対しては、敬語を話すのが正しい日本語です。
なので、外国人は日本人に敬語で話すべきだ。

という三段論法が成り立ってしまいます。
いや、日本語が出来ないのなら敬語はもっとムリだろうっていうのは理屈では分かる。
分かるけど、慣れないと敬語を使わないと違和感があったりします。

きちんと学校で学んだ場合、丁寧語を教わるので敬語と言えなくもないです。
しかし、日本人同士の会話から学んだ場合、敬語を学ぶ機会が実はなかったりしたり。

そういう意味で、苦労しているのかなと思ったりします。