書評 森博嗣の道具箱

道具についての考察がたくさん並べられてます。
本来、その性質をよく理解しているものなら、どのような道具を用いるのが理想か判断ができると思います。
例えば木材については遥か昔から道具の形が変わっていません。それだけ当時の人が性質を理解し、これ以上のデザインはできないというところまで考えつくしたのでしょう。
しかし金属に関してはまだそこまでデザインしつくされた感がないように素人ながら思います。
まだ、素材を理解していない。そこに淘汰される余地がある気がします。