アイデアってどこまでアイデアですか?

イデアが欲しくなることがありますが、いったいどこまでがアイデアなんでしょう。
簡単な組み合わせでできるアイデアは誰でも思いつきます。それを実用化するには大きく隔たりがあります。

科学の基礎研究などは、地道ながら山師のようなところもあるように見受けられます。

ストーリーのアイデアは、これは定番のものがあるようで、それらは古典としてずっと存在します。
それを現在のメディアに翻訳することで新しいアイデアとなります。

イデアを思いつく工程を解析して、新たなアイデアを生む方程式のようなものもあります。

イデアは形にならなければ自分の中だけで終わってしまいます。
形にする上で、人に表現する必要が出てきます。
表現に対して、アイデアの方程式を知らない人だと、アイデアを潰すリアクションをすることがあります。
なので、アイデアを広げる時は誰とアイデアを練るかという組み合わせも重要だということになります。

イデアが技術的に作れるものであれば、それをできるシステムを維持することもアイデアでしょうか。

手品の場合、相手にはどう見えているかという視点を抜きにしてはできません。
タネを再現できることが手品のアイデアでしょうか。
タネを作れること、それでトリックを表現できること。両方がそろってアイデアなのでしょうか。
ちょっと違いますね。

最初の、閃いたものがアイデアで、それが実現できるかはテストにすぎません。

イデアはどこまでがアイデアかと考えると、そのアイデアが実現した時にどのような感情になるかを想像するところまででしょうか。
その後の、実現するための行動は、技術であってアイデアではないのかなと思います。