引きよせの法則とツンデレ

引きよせの法則は有名ですね。使った言葉は文脈とは関係なくその語彙の現象を引き寄せるというニュアンスだと思います。


しかしこれをシソーラス的に解釈すると、プラスの語彙は単独では存在できません。
必ず反対の語彙も理解した上で、無意識にプラスの解釈をできる言葉を選んでいます。

プラスの言葉を選択できるということは、マイナスを知っているからできることで、無意識には両方引きよせています。
その時に望んだほうだけをイメージする技術として引きよせの法則があります。



<どちらのパターンを引き寄せるか>

考えを巡らせる時に二つの脳のシステムがあるようで、初期設定回路と任務遂行回路というようです。

初期設定回路では検討する条件を認識して、任務遂行回路では目標を達成する行動を検討するようです。
引きよせの法則では、すぐに目標になるイメージを決めるので、任務遂行回路に移るようです。
しかしすぐには移らない人もいます。初期設定回路が終わらないのです。


初期設定が終わらないと、ただプラスとマイナスのイメージが繰り返されます。そしてマイナスの感情がより上回って記憶されます。


目標に向かっていくには未来だけをイメージするのが得意な人とあらゆる想定をしてシナリオを選ぶ人がいるようです。
引きよせが得意な人はイメージを先行させやすいので合致します。
戦略性の高い人にはそれが初期設定を十分に行わないと取る可能性があるので、不一致かもしれません。
自分がどのようなものを望んでいるのか、そのためにきちんと向き合えるか。ツンデレしないか。


引き寄せで提唱しているイメージ法を苦手としている人には、複数のシナリオをイメージする必要があります。
金持ち父さん貧乏父さんのシリーズでは、3つくらいのファイナンシャル・プランを作成します。
その中からどれを望むのかを選びます。引きよせではありません。


どのような戦略があるかを学習し、そこから選ぶという戦略を取る必要があります。
それで初めて任務遂行回路が働きます。

そのタイプの見分け方は、単にもともとポジティブなのか、それとも根拠を知りたがるのかでわかりそうです。


戦略家ってツンデレなんでしょうか。勘違いするなといわれそうです。